青春予報

ここからかもしれない、RとMの恋が始まったのを知るのは。
もともとRのことは私は知らなかったのだが、コレが知るきっかけになる。



私はその手洗い場の掃除のあと、急いでいて、人混みの廊下の中を走っていた。
「ひあ〜、次体育なのに!着替えなきゃ⋯」

着替えがいつも一番早い私のプライドに欠けるため、私は走った。
そこで、誰かの足を踏んだのだ。

「ぐあっ」
「チッ」
舌打ちみたいなのが聞こえて、私は青ざめた。

「ご、ごめんなさい!」
私は全力で誤ったが、その人の足を見て、凍りついた。

なんとその人は、足に包帯とか、スリッパを履いていたのだ。
こりゃダメだ、と私は土下座したくなる。

でも私、踏んだ人のことを知らない。
「なんやねん!」
という感じに怒鳴られ、怖くなった。

名札を見ると、Rだった。
同じクラスになったことはない。

ただ、私より背が高く、165センチくらいはあったはずだ⋯。
サッカーをしているらしい。

「ごめんなさい!急いでたんです!」
「は?」
みたいな感じに喧嘩が始まりそうになって、私は走って逃げた。
このままだと遅刻する。
その時のことは覚えてないため、盛っているかもしれないけど、たしかそんな感じ。

そしてあとになって知るのだが、RはMとCと一緒のクラス、2組だった。

私は男子の前をスライディングして、教室に入り、見事ずっとのろのろと喋っている女子よりも早く、着替えを終わらせたのだった。

後で思ったけど、踏んだ足がUだったら良かったのにな?