人形少女と二人ぼっち

私は、声が聞こえる
この青いガラス玉の瞳には
目の前の出来事が映る


私は、どうしてこの世界にいるのか分からない
きっと、分かる必要もない


私は、この陶器の滑らかな身体が好きだ
永遠に、朽ちることはなく
変わることはないから


私は、人間が嫌いだった
自分勝手な幻想を押し付けてきて
そのくせ、すぐに老いて朽ちてしまうから



その少女に会うまでは…