愛故に





「…ちょっとだけ。」



「ちょっとだけかぁ、俺はすっげー嬉しいよ。」



彗斗くんの言葉にまた胸が高鳴る。



「今日も頑張ろうな。」



「うん!」



___今日のバイトも、忙しかった。



けれど、ふと顔を上げれば彗斗くんがいて、目が合えばにこっと笑ってくれる。



忙しくてミスしそうになっても、さりげなくフォローしてくれる。



そんなささいなこと全てが嬉しかった。