愛故に





『…ねえ、美月ちゃん。』


「ん?なーに?」


『美月ちゃんの寝起きの声、すっげー可愛い。』


「…………え?」


な、何言ってんの?!
彗斗くんの言葉で一瞬、頭が真っ白になる。



「ちょ、ちょっと待って?!」


『ん?』


「今、なんて言った?」


『美月ちゃんの寝起きの声、すっげー可愛いって言った。』


復唱されて、更に顔が熱くなった。


「なんでそんなこと言うの……。」


『そう思ったから。』


「もう、恥ずかしいよ……。」


『ごめんごめん、けど本当に可愛いなって思ったから。』


「もう〜彗斗くんやめてって、恥ずかしいから。」