愛故に





【彗斗:今日はありがとう、楽しかった!また行こうな。】



ごく普通のメッセージなのは分かってるけれど、その文章を何度も読み返しては頬がゆるみ幸せな気持ちになった。



【私も楽しかったよ、また行こうね!】



文字を入力し送信ボタンを押した瞬間、胸の奥がまた少しだけ跳ねた。



さっき解散したばかりだけど、もう会いたい。
___声が聴きたい。



私ってば彗斗くんのことばかり考えてる…。



もういいや、寝よう!明日も朝早いし!



そわそわ、ふわふわ。何ともいえない甘い気持ちで胸がいっぱいになるけれど、気のせい!と言い聞かせぎゅっと目を閉じた。