愛故に





大学の講義、バイト。そして、ラーメン。



たったそれだけなのに、なぜか胸の中がふわふわしていた。



「美月ちゃん、今日はありがとう。



「こちらこそ、ラーメンごちそうさまでした。」



「また行こうな。」



「うん。」



それから少しだけ沈黙が続いたけど、気まずいわけじゃない。



むしろこの静かな時間が心地よかった。



___そして、あっという間に私の住むハイツの近くまで来た。