愛故に





「うん…いいよ。」



だめだ、恥ずかしくてまともに彗斗くんの顔を見れない。



「俺、車なんだけどさすがにハイツまで送るのはやばいよな…?
最寄り駅まで送ったらいいかな、どうする?」



「え、えっと、じゃあ!最寄り駅でもいいかな?」



「いいよ大丈夫!じゃあもうあと10分もないけど、あと少しがんばろっか。」



彗斗くんの笑うと目尻がクシャってなるのを見ると、胸がドキドキする。



そんな、まさかね。