愛故に





「大丈夫だよ。ここから駅まですぐだし、最寄り駅からハイツもすぐだから!」



「……女の子だし、何かあったら危ないから。」



彗斗くんの少し照れたような表情に、私まで照れくさくなってくる。



なんだか恥ずかしい。



「今日俺も23時上がりだから、その…。一緒に帰ろうよ。」



気のせいかどことなく彗斗くんの頬や耳が赤くなってる気がする。



そんな姿を見て胸の奥が少し熱くなった。