少し寒い空の下で


「好きでもないやつ好きになる必要
ないよ」


私の心を見透かしたように、言う。



「これ俺の連絡先」


「これ私の連絡先──」


反射的に抱きしめられる。


「急でごめん。暫くこのままで居させて──?」


甘い言葉に載せられて。