最後の一瞬、緑だけが残る


ついビクリと肩を震わせてしまった。

「あー、えっと...」

振り向くと、そっと目を逸らして、そういった。

「あ、勝手に入って大丈夫っすよ?ちなみに俺は綾瀬恋兎っていいます!!彩良の弟です
!!好きな色は赤で___」

ペラペラと流れるように喋っている。