最後の一瞬、緑だけが残る

_____漆黒なんて、日本人じゃ当たり前か。

そう考え直したけど、闇がありそうなその雰囲気から私は少しだけ話しやすそうだと好感を抱いた。

自然と目も合わせられて、汗は垂れなかった。

「あ、ありがとうございます。せ、先生に言われたんですよね。迷惑だったら断っていいので...」

もごもごと喋って、尻すぼみになってしまった。