「騙された…」
「騙したつもりない。
「ゆうき」が相手だったなんて、こっちだってびっくりした。
気づいたらマッチングしなかった?」
「もちろん。ブロックしてた」
「何で俺そんな嫌われちゃったかなぁ…。
全然思い当たらないんだけど」
プロフィール写真の「夏さん」の顔は、
切れ長な瞳の整ったイケメンだった。
…だから、同一人物だと気づかなかった。
目の前の男は、くりくりした二重のキュートな瞳をしていた。
色素の薄い、茶色の虹彩はいつまでも見ていたくなる。
…外見は良いんだよね。
「昔みたいに、なっくんって呼んでくれないの?」
「やだ」
「あーあ。再会できて、俺は結構嬉しいのになぁ。
じゃあメッセしてた時みたいに夏さんって呼んでよ」
「呼びたくない」
「じゃあ夏って呼んで」
「嫌」
雪がそう言うと、「夏さん」は何とも言えない顔をした。
流石に失礼だったか。
謝ろうか悩んだ時、「夏さん」が言った。
「じゃあさ、せめて長谷川《はせがわ》さんって呼んで」
長谷川さん。
初めて知った「夏さん」の苗字。
何だか変な気持ちだ。
そんな、意味のない会話中にやっと長谷川夏のアイスティーが運ばれてきた。
「騙したつもりない。
「ゆうき」が相手だったなんて、こっちだってびっくりした。
気づいたらマッチングしなかった?」
「もちろん。ブロックしてた」
「何で俺そんな嫌われちゃったかなぁ…。
全然思い当たらないんだけど」
プロフィール写真の「夏さん」の顔は、
切れ長な瞳の整ったイケメンだった。
…だから、同一人物だと気づかなかった。
目の前の男は、くりくりした二重のキュートな瞳をしていた。
色素の薄い、茶色の虹彩はいつまでも見ていたくなる。
…外見は良いんだよね。
「昔みたいに、なっくんって呼んでくれないの?」
「やだ」
「あーあ。再会できて、俺は結構嬉しいのになぁ。
じゃあメッセしてた時みたいに夏さんって呼んでよ」
「呼びたくない」
「じゃあ夏って呼んで」
「嫌」
雪がそう言うと、「夏さん」は何とも言えない顔をした。
流石に失礼だったか。
謝ろうか悩んだ時、「夏さん」が言った。
「じゃあさ、せめて長谷川《はせがわ》さんって呼んで」
長谷川さん。
初めて知った「夏さん」の苗字。
何だか変な気持ちだ。
そんな、意味のない会話中にやっと長谷川夏のアイスティーが運ばれてきた。
