再会〜中堅保育士はイケメン年下男に翻弄される〜

雪の視線に気付き、「夏さん」は

「喉渇いてるから1杯飲んでから帰る。それくらい我慢して」

と言い訳めいた言い方をする。


不覚にも、言い方と表情が少し可愛い。
まあこの男は論外なんだけど。


「…お好きにどうぞ」


「夏さん」の注文したアイスティーが来るまでに、飲み終えてしまいたい。さっさと立ち去りたい。

一方で、この苛立ちをぶつけてやりたい気持ちに駆られる。

少し思考したが、もやもやをぶつけておこうと判断した。
もうこうしてじっくり話す機会もつくらないのだから。



「…気づかなかった、顔変えたの?」
「目元をちょっと切長にしてみた」
「ちょっと!?幅が本物の半分以下じゃない」
「最近の加工アプリって便利だね」


詐欺じゃないか。