かくれんぼ (100文字ミステリーコンテスト)

 廊下ですれ違うだけで、恥ずかしがり屋の私の気持ちは、かくれんぼ。
 こっそり見つめていたら君と視線が重なった。「おはよう」予期せぬ君の声に、隠れていた私の想いがびっくり箱みたいに飛び出した。



【解説】

 片想い。
 好きな男子に声をかけることもできず、廊下ですれ違っただけで好きな想いが隠れてしまうほど、恥ずかしがり屋で目立たない彼女。
 彼は自分の存在すら気づいてないと思っていたのに、彼から声をかけられてびっくり。実は彼も同じ気持ちでした。