富豪の秘蔵品

「旦那様が大事になさっていた美術品が、何者かに盗まれた。何か知っていることはありませんか?」
 と、執事。
「お部屋に入ったこともないのに、絵のことなんて、私は何も……」
 と、メイドは困ったように眉を下げた。



【真相】
メイドは、雇い主の富豪の部屋に入ったことがないと証言している。更に、執事は盗まれたのは『美術品』だと話しているのに、メイドは、盗まれた『絵』については何も知らないと言っている。彼女が事件に関わっていると見て、まず間違いないだろう。