恋愛(ラブコメ)
完
紫陽花/著

- 作品番号
- 1788856
- 最終更新
- 2026/08/07
- 総文字数
- 4,653
- ページ数
- 2ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 187
- いいね数
- 1
幼馴染の仲野悠斗に恋い焦がれ、
これまでに二度の本気の告白をして、
見事に玉砕してきた高校二年生の國枝花音。
一度目は中学の卒業式の放課後、
照れ隠しのような素っ気ない返事で流され、
二度目は高校入学の春、
「ただの幼馴染だから無理」ときっぱりと断られた。
「もう二度と、あんな痛い思いはしない」
痛いほどにプライドを傷つけられ、
散々涙を流した花音は、
恋愛対象から悠斗を除外しようと固く心に誓っていた。
毎朝の「お迎え」も無視し、
登下校も別々、学校でも必要以上に目を合わせない。
これまでの距離感を完全にリセットし、
親友の佐伯美月のアドバイスを受けながら、
新しい友人関係や自分の学校生活を楽しもうと必死に前を向いていた。
しかし、肝心の悠斗の様子がどうもおかしい。
ずっとそばにいて当たり前だった
花音に冷たくあしらわれ、
楽しそうに他の男子生徒と話す姿を目撃したその日から、
悠斗の胸のうちは得体の知れない
モヤモヤと焦燥感に支配され始めていた。
「あいつはいつでも俺のものだったはずなのに」
無意識のうちに花音の存在に
依存していた自分の本心に、
悠斗はまだ気づいていない。
ある日の放課後、突然土砂降りの雨が降り出した。
バス停の軒先で途方に暮れていた花音の前に、
ずぶ濡れになりながら一本の傘を持って現れたのは、
他でもない悠斗だった。
「……なんであんたがここにいるのよ」
冷たく言い放つ花音に対し、
悠斗はいつも余裕のあるクールな表情を完全に失い、
初めて焦りを滲ませた瞳で彼女の手首を掴む。
「……なぁ、花音。最近、冷たくない?」
その問いかけに、花音は心の中で盛大に毒づいた。
「2回振ったくせに、今さらなにを言うのよ!」
かつては自分が追いかけるだけの関係だったはずが、
いつの間にか立場が完全に逆転していた。
花音への恋心にようやく自覚を持ち始めた不器用な悠斗と、
「もう絶対に靡かない」と意気込みながらも、
心の奥底で揺れ動いてしまう花音。
すれ違い続ける二人の、
じれったくて甘酸っぱい、逆転ラブストーリー!
これまでに二度の本気の告白をして、
見事に玉砕してきた高校二年生の國枝花音。
一度目は中学の卒業式の放課後、
照れ隠しのような素っ気ない返事で流され、
二度目は高校入学の春、
「ただの幼馴染だから無理」ときっぱりと断られた。
「もう二度と、あんな痛い思いはしない」
痛いほどにプライドを傷つけられ、
散々涙を流した花音は、
恋愛対象から悠斗を除外しようと固く心に誓っていた。
毎朝の「お迎え」も無視し、
登下校も別々、学校でも必要以上に目を合わせない。
これまでの距離感を完全にリセットし、
親友の佐伯美月のアドバイスを受けながら、
新しい友人関係や自分の学校生活を楽しもうと必死に前を向いていた。
しかし、肝心の悠斗の様子がどうもおかしい。
ずっとそばにいて当たり前だった
花音に冷たくあしらわれ、
楽しそうに他の男子生徒と話す姿を目撃したその日から、
悠斗の胸のうちは得体の知れない
モヤモヤと焦燥感に支配され始めていた。
「あいつはいつでも俺のものだったはずなのに」
無意識のうちに花音の存在に
依存していた自分の本心に、
悠斗はまだ気づいていない。
ある日の放課後、突然土砂降りの雨が降り出した。
バス停の軒先で途方に暮れていた花音の前に、
ずぶ濡れになりながら一本の傘を持って現れたのは、
他でもない悠斗だった。
「……なんであんたがここにいるのよ」
冷たく言い放つ花音に対し、
悠斗はいつも余裕のあるクールな表情を完全に失い、
初めて焦りを滲ませた瞳で彼女の手首を掴む。
「……なぁ、花音。最近、冷たくない?」
その問いかけに、花音は心の中で盛大に毒づいた。
「2回振ったくせに、今さらなにを言うのよ!」
かつては自分が追いかけるだけの関係だったはずが、
いつの間にか立場が完全に逆転していた。
花音への恋心にようやく自覚を持ち始めた不器用な悠斗と、
「もう絶対に靡かない」と意気込みながらも、
心の奥底で揺れ動いてしまう花音。
すれ違い続ける二人の、
じれったくて甘酸っぱい、逆転ラブストーリー!
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