「今、迎え呼んだから家まで送る。こんな真っ暗の中1人で返すわけに行かないから」 またまた私の手を取り歩き出した先輩。 2人の足音だけが響く廊下。 それがピタリと止まり 先輩の大きな手が近づいてきて、 先輩は今までに無いくらい優しい眼差しで、心配そうに私の顔に手を添えて。 「・・・・・・さっきはありがとうなぁ。怪我までさせて」 ボソッと言われた一言に、何故かびっくりした。 「そう言うところ変わって無くて良かった ボゾ」 何か独り言言っていたが私の耳には届かなかった。