百文字ミステリー その違和感、見抜けますか?

放課後、日直の彼が一人で黒板を消していた。私が「手伝おうか?」と声をかけると、彼はビクッとして「もう終わるからいい!」と慌てて黒板の右端を消した。でも、今日の授業で黒板の右端は一度も使われていない。

【真相】
授業で全く使われていない右端を慌てて消したのは、彼がそこに主人公に関する落書き(相合い傘や「好き」という文字など)を密かに書いていたから。彼女に見られる前に証拠隠滅を図ったのだ。