馬鹿ですが、実は秘密の最強総長です。

──翌日

「呼び出された理由、分かるな?」

「テストは問題ないと思うんですが。」

「テストは赤点ギリギリ回避の点数だ、
正直に言えば、このままいえばお前は学年最下位になるぞ。」

「…」

…別にいいんだけどなぁ…。

成績が悪くても、進路は理事長が〘 Luciferとしてこの街の治安を守ってくれるなら進路はフォローしてやる〙って言ってたし…

(まぁ実際は棗が家の権力で脅してくれたんだけどね。)

「お前の入試試験はTOPで満点だったのに…
一体どうしたんだ?」

「…」

「そんなの当てずっぽうですよー」

「はぁ…
次からのテストは頑張ってくれよ?
お前には期待してるからな」

「…はーいっ!」


「失礼しました〜っ!」

バタン

「…期待してるなんて、嘘っぴらな癖に。」

「あ、おい馬鹿!」

「げっ」

廊下の反対側からやって来たのは、私のクラスメイトである橘 陸人(たちばな りくと)

何故かことある事に私に突っかかってくる人で、ことある事にテストを馬鹿にされている

「お前また呼び出されたのかー?
もっと要領よくやれよな?」

「うるさいでーす。」

「忠告してやってんだから、感謝しろよな」

なんでそんなに嬉しそうなのか疑問なんだけど。

はーい。と言って去ろうとすると、「あっおい!」と手を引かれる

「えっ?」

「あっ」

思わず…と言った風な素振りを見せる陸人。



どうしたんだろ…

するとバッと手を振りほどいて「な、なんでもない!」と言う陸人

心做しか顔が赤い気がするけど…暑いのかな?

「そっか。」

訳はわからなかったけど、私はそのまま教室に戻った