馬鹿ですが、実は秘密の最強総長です。

放課後の涼しい風

夕焼けの空を写真に取りながら、ゆっくりと" ある場所 "へ向かう

「…着いた。」

ガシャン

大きな地下シェルターを開け、「ただいま」と笑ってみせる

「沙姫さん!」

「おかえりなさい!」

沢山のメンバーが私に挨拶を返してくれる

一人一人に挨拶を返していくと、奥のこの場所一心地いいソファが置いてある席から1人の男の子が飛び出してきた

「沙姫っ!」

「わっ!」

「帰ってきたか。」

ギュッと私を抱きしめるのは、幹部の天馬 彪(てんま かおる)

その後ろで歩いてきたのは同じ幹部の不破 陽斗(ふわ あきと)

「ふふっただいま。
彪、陽斗っ」

「来たか」

トントン…

暗闇から現れる1人の男の子

「姫。」

「姫じゃないってば。」

不貞腐れると、ははっ と分かってたように笑い出す

「いいじゃん。
それともこう呼ばれたい?
─総長サマ」

そう。

私の名前は早乙女 沙姫。

成績は悪く、運動神経だけが取り柄

そして

この都市のTOPに君臨する、絶対的な暴走族 Lucifer

その

──総長だ。