伝説の鬼姫さま、溺愛されています!〜地味子を演じて平穏に生きたいのに、最強のあやかし達が放っておいてくれません!〜

昔々、あるところに一人の少女がいました。
しかし、彼女はただの少女ではなく……”鬼”でした。
その名は「氷花(ひょうか)」。
あやかし界で最も強く美しいと謳われており、更にあやかしでも異例なまでの莫大な霊力を持ち合わせた正真正銘の「鬼姫」だった。
だが、そんな彼女...氷花は当時最強の陰陽師によりその命を落とすのであった。
彼女の伝説は時を越えて現代になった今もなおあやかし達の「伝説の鬼姫」として語り継がれるのだった。
千年前に散った彼女の名はあやかしでは知らぬ者は居ないと言われ、死んだ今でさえあやかし達は氷花の姿を追うものばかりであった。

一方、その張本人は……

「今世こそ、平穏に暮らすっ!」

自分の前世の伝説が今もなお語られているとも知らずに、人知れず呑気に過ごしていました。

しかし、運命が巡り合わせ、彼女はあやかしと関わることになってしまう。
そこで巡る彼女の争奪戦が幕を開ける。

「お前だけを愛している」

平穏を望む彼女の運命とは――

これは前世最強の鬼姫だった彼女の平穏な人生ではなく……危険で甘い愛に溺れていくお話。