入学初日だから、入学式と説明?みたいなので終わったー!
今はホームルームだよ!
先生が教壇に立って、プリントが配られるまでの数分間。
私の席から遠く離れた廊下側では、案の定というか、雷の席の周りに早くも女子生徒が数人集まっていた。
「ねえねえ、雷くんってどこの中学だったの?」
「あ、LINE交換しない? クラスのグループ作ろうよ!」
人見知りなはずの雷は、少しめんどくさそうに頭を掻きながらも、
「……あ、うん」
とか適当に返事をしている。
相変わらず、無愛想なのに絵になる男だ。
そんな雷の様子を、窓側の一番前にいる真白が、体を斜めにしてじーっと見つめていた。
「真白? どうしたの?」
声をかけると、真白はビクッと肩を揺らして、慌てて振り返った。
その顔が、なんだかほんのり赤い。
「えっ!? あ、ううん! 何でもないよ! 雷のやつ、高校デビュー早々鼻の下伸ばしちゃってバカじゃないのって思ってただけ!」
ぷくーっと頬を膨らませて、手元のプリントを必要以上にパタパタと折る真白。か、か、かわいい!
……ん? 鼻の下伸ばすも何も、雷はいつも通りの死んだ魚のような目をしてるけど……。
「真白、もしかして……」
「ち、違うからね!? 私は結菜と空の『公認プロガード』なんだから! 雷が他の女子に捕まってたら、ガードの戦力が半分に減っちゃって困るなーって思っただけ! 本当にそれだけだから!!」
慌てて両手をブンブン振って弁解する真白。
目が泳ぎまくっている。
今はホームルームだよ!
先生が教壇に立って、プリントが配られるまでの数分間。
私の席から遠く離れた廊下側では、案の定というか、雷の席の周りに早くも女子生徒が数人集まっていた。
「ねえねえ、雷くんってどこの中学だったの?」
「あ、LINE交換しない? クラスのグループ作ろうよ!」
人見知りなはずの雷は、少しめんどくさそうに頭を掻きながらも、
「……あ、うん」
とか適当に返事をしている。
相変わらず、無愛想なのに絵になる男だ。
そんな雷の様子を、窓側の一番前にいる真白が、体を斜めにしてじーっと見つめていた。
「真白? どうしたの?」
声をかけると、真白はビクッと肩を揺らして、慌てて振り返った。
その顔が、なんだかほんのり赤い。
「えっ!? あ、ううん! 何でもないよ! 雷のやつ、高校デビュー早々鼻の下伸ばしちゃってバカじゃないのって思ってただけ!」
ぷくーっと頬を膨らませて、手元のプリントを必要以上にパタパタと折る真白。か、か、かわいい!
……ん? 鼻の下伸ばすも何も、雷はいつも通りの死んだ魚のような目をしてるけど……。
「真白、もしかして……」
「ち、違うからね!? 私は結菜と空の『公認プロガード』なんだから! 雷が他の女子に捕まってたら、ガードの戦力が半分に減っちゃって困るなーって思っただけ! 本当にそれだけだから!!」
慌てて両手をブンブン振って弁解する真白。
目が泳ぎまくっている。



