君と私の、6年目の答え合わせ 【番外編2】

「――あーあ、やっぱりこうなったか」
呆れたような声と一緒に、人混みをかき分けて雷と真白が歩いてきた。
雷の姿を見た周りの女子たちが、今度は
『えっ、あの人もヤバい!』って色めき立っている。
「結菜、空。あんたたち、早く教室入った方がいいよ」
真白が真剣な顔で私の耳元に寄ってきた。
「すでに空を目で追ってる女子、数え切れないくらいいるから。……あ、ちなみに結菜のことも、さっきから色んな男子がガン見してるからね?」
「えっ、私!?」
思わず声を上げると、雷が私の頭を軽く小突いた。
「お前、中学の時よりその制服似合ってんだよ。無防備にキョロキョロすんな。空の独占欲が爆発する前に、さっさと席つけ」
え?私???
「みんな、真白を見てるんじゃない?美人だし」
「はぁー」
なんかため息つかれた
まだ入学式が始まったばかりなのに、私、空の隣で「いつも通り」が、この学校でできますか?
神様、私、この高校で空とちゃんと平和に付き合っていけますか……!?