ついに!希星(きら)高校の入学式!!
真新しい制服に身を包んだ新入生で、体育館はごった返していた。うぅー、人多い…。
クラス分けの掲示板の前。
わっ、やった!!
「空!やったよ!4人一緒のクラスだよ!!」
人混みに押されそうになった私の肩を、誰かが後ろからすっと支えてくれた。
「結菜、大丈夫か? 人、めちゃくちゃ多いな」
振り返ると、少し緊張した面持ちの空がいた。
中学の時の学ランも格好よかったけど、この高校のブレザー、空に似合いすぎじゃない……?
身長もまた少し伸びた気がするし、なんだか急に大人っぽく見えて、心臓が落ち着かない。
「うん、ありがと、空。……って、ん?」
その時、妙な違和感に気づいた。
周りの女子たちの視線が、あきらかにこっちを向いている。正確には、私の隣にいる空を。
『ねえ、あの人めちゃくちゃ格好よくない?』
『ヤバい、同じクラスがいい……』
なんてヒソヒソ声まで聞こえてくる。
ちょ、ちょっと待って。
空の格好良さにみんな気づき始めちゃったわけ!?
焦る私をよそに、空は
「あっ、本当だ!俺たち、同じ組になれてよかった」
なんて無自覚に眩しい笑顔を向けてくるんだけど…!
天然タラシめ、自覚を持ってほしいよ、ほんとに。
真新しい制服に身を包んだ新入生で、体育館はごった返していた。うぅー、人多い…。
クラス分けの掲示板の前。
わっ、やった!!
「空!やったよ!4人一緒のクラスだよ!!」
人混みに押されそうになった私の肩を、誰かが後ろからすっと支えてくれた。
「結菜、大丈夫か? 人、めちゃくちゃ多いな」
振り返ると、少し緊張した面持ちの空がいた。
中学の時の学ランも格好よかったけど、この高校のブレザー、空に似合いすぎじゃない……?
身長もまた少し伸びた気がするし、なんだか急に大人っぽく見えて、心臓が落ち着かない。
「うん、ありがと、空。……って、ん?」
その時、妙な違和感に気づいた。
周りの女子たちの視線が、あきらかにこっちを向いている。正確には、私の隣にいる空を。
『ねえ、あの人めちゃくちゃ格好よくない?』
『ヤバい、同じクラスがいい……』
なんてヒソヒソ声まで聞こえてくる。
ちょ、ちょっと待って。
空の格好良さにみんな気づき始めちゃったわけ!?
焦る私をよそに、空は
「あっ、本当だ!俺たち、同じ組になれてよかった」
なんて無自覚に眩しい笑顔を向けてくるんだけど…!
天然タラシめ、自覚を持ってほしいよ、ほんとに。



