「結菜、購買でパン買ってきてやる。何がいい?」
「あ、じゃあ焼きそばパン!」
4人同じクラス(1年A組)のメリットを活かして、お昼休みは机をくっつけてお弁当を食べることにした。
空が私のために購買へ立とうとした、その時。
「あ、空くん! お昼、もしよかったら一緒に食べない?」ガラッと教室のドアが開いて、入ってきたのは昨日の放課後、空に猛アプローチしていたあの可愛い女の子だった。
確か名前は、隣のB組の『愛莉(あいり)』ちゃんだったよね。多分
手には、いかにも女の子らしい可愛い手作りのお弁当箱を持っている。
わあ、手作りお弁当なんて凄いなぁ……!
空、美味しいお弁当食べられて良かったね!
私が心の中で純粋に感心していると、
――バチンッ!
真白が、自分の机の上のパック牛乳をもの凄い勢いで叩きつけた。
「ちょっと結菜ッ! なんで拍手しそうな目で見守ってんのよ! ガード! ガードしなさいよ!」
「えっ? でも手作りだよ? 凄いよ?」
「そういう問題じゃないーーーっ!」頭を抱える真白の後ろで、雷がハァ……と盛大なため息をつく。
そして、雷はすっと立ち上がると、空と愛莉ちゃんの間に割り込んだ。
「悪い。空は今から俺と購買に行く約束だから」
「えー? 雷くん、また邪魔するの?」
愛莉ちゃんが不満そうに頬を膨らませる。
クラス中の男子がその可愛さに鼻の下を伸ばす中、空は冷めた目のまま、私の頭をぽんっと叩いた。
「結菜、焼きそばパンな。……他の男にそのパン分けたりすんなよ」
「えっ、分けないよ? 私が全部食べるよ?」
「……はぁ。お前、本当にそういうとこ」
空は呆れたように笑うと、雷と一緒に教室を出て行った。
残された愛莉ちゃんは、ぽつんと立ち尽くしたあと、なぜか私をギロッと睨みつけてB組へ戻っていった。
……なんで私、また睨まれたんだろう? 焼きそばパン、そんなに食べたかったのかな……。
「あ、じゃあ焼きそばパン!」
4人同じクラス(1年A組)のメリットを活かして、お昼休みは机をくっつけてお弁当を食べることにした。
空が私のために購買へ立とうとした、その時。
「あ、空くん! お昼、もしよかったら一緒に食べない?」ガラッと教室のドアが開いて、入ってきたのは昨日の放課後、空に猛アプローチしていたあの可愛い女の子だった。
確か名前は、隣のB組の『愛莉(あいり)』ちゃんだったよね。多分
手には、いかにも女の子らしい可愛い手作りのお弁当箱を持っている。
わあ、手作りお弁当なんて凄いなぁ……!
空、美味しいお弁当食べられて良かったね!
私が心の中で純粋に感心していると、
――バチンッ!
真白が、自分の机の上のパック牛乳をもの凄い勢いで叩きつけた。
「ちょっと結菜ッ! なんで拍手しそうな目で見守ってんのよ! ガード! ガードしなさいよ!」
「えっ? でも手作りだよ? 凄いよ?」
「そういう問題じゃないーーーっ!」頭を抱える真白の後ろで、雷がハァ……と盛大なため息をつく。
そして、雷はすっと立ち上がると、空と愛莉ちゃんの間に割り込んだ。
「悪い。空は今から俺と購買に行く約束だから」
「えー? 雷くん、また邪魔するの?」
愛莉ちゃんが不満そうに頬を膨らませる。
クラス中の男子がその可愛さに鼻の下を伸ばす中、空は冷めた目のまま、私の頭をぽんっと叩いた。
「結菜、焼きそばパンな。……他の男にそのパン分けたりすんなよ」
「えっ、分けないよ? 私が全部食べるよ?」
「……はぁ。お前、本当にそういうとこ」
空は呆れたように笑うと、雷と一緒に教室を出て行った。
残された愛莉ちゃんは、ぽつんと立ち尽くしたあと、なぜか私をギロッと睨みつけてB組へ戻っていった。
……なんで私、また睨まれたんだろう? 焼きそばパン、そんなに食べたかったのかな……。



