「結菜、おはよ!」いつもの通学路の交差点。
待ち合わせ場所にいた真白が、昨日と同じ希星高校のブレザー姿で元気に手を振ってくれた。
その隣には、眠そうに欠伸をしている雷と、私を見つけた瞬間、ふっと表情を和らげた空の姿。
「みんな、おはよ!」
駆け寄ると、空が自然に私の隣に並んで、周りから見えないように私の制服の袖を軽く引いた。
それだけで、昨日の帰り道の『恋人繋ぎ』を思い出して、朝から顔が熱くなる。
「……ねえ、結菜、ちょっと」
真白がコソッと私の耳元に寄ってきた。
「昨日さ、あのあと雷に『ヤキモチ焼くな』って言われて……意味分かんないよね!?」
「えっ、あ、うん……(やっぱりヤキモチだったんだ)」
真白は顔を真っ赤にしてフンスと鼻を鳴らしている。
隣を歩く雷は、何も気づいていない風を装いつつ、心なしか真白の歩幅をずっと気にして歩いていた。
高校生になっても、私たちはいつもの4人。
……そう安心していたのは、校門をくぐるまでのことだった。
待ち合わせ場所にいた真白が、昨日と同じ希星高校のブレザー姿で元気に手を振ってくれた。
その隣には、眠そうに欠伸をしている雷と、私を見つけた瞬間、ふっと表情を和らげた空の姿。
「みんな、おはよ!」
駆け寄ると、空が自然に私の隣に並んで、周りから見えないように私の制服の袖を軽く引いた。
それだけで、昨日の帰り道の『恋人繋ぎ』を思い出して、朝から顔が熱くなる。
「……ねえ、結菜、ちょっと」
真白がコソッと私の耳元に寄ってきた。
「昨日さ、あのあと雷に『ヤキモチ焼くな』って言われて……意味分かんないよね!?」
「えっ、あ、うん……(やっぱりヤキモチだったんだ)」
真白は顔を真っ赤にしてフンスと鼻を鳴らしている。
隣を歩く雷は、何も気づいていない風を装いつつ、心なしか真白の歩幅をずっと気にして歩いていた。
高校生になっても、私たちはいつもの4人。
……そう安心していたのは、校門をくぐるまでのことだった。



