君と私の、6年目の答え合わせ 【番外編2】

そして、私の手を、指と指が絡み合う『恋人繋ぎ』で、痛いくらいにぎゅっと力強く握りしめた。
「もう絶対に離さないからな。……結菜が泣きそうな顔するのずるい。怒るのバカバカしくなる」
そう言ってそっぽを向いた空の耳が、夕暮れの赤色に染まっている。
繋がった手のひらから、空の熱い体温が伝わってきて、私の心臓はさっきの何倍もうるさく暴れ始めた。
高校生活の初日。
モテ期の嵐のせいで、私の心はこれからもっと、空に振り回されることになりそうだ。