虐げられた呼人の姫は幸せの王子の至上の愛に溺れる

授業が終わり、一通り身支度を済ませた後、私は、「ある場所」に向かう。

いつもではない。

今日が……初めてではないけれど……初めての場所。矛盾している。


歩いてだいたい三分くらいの……橋。

ここは結構田舎で、小さい湖があるのだ。


三分歩き、やっと着いた。


私は息を大きく吸い込み、目を伏せた。

ここの橋には、消そうとしても消せない、色濃く残る苦い思い出がある。