「真壁家の嫁っていっても、昔ほど堅苦しくないわ。そんなに構えなくても大丈夫よ。困ったらなんでも頼ってね。こんなに素敵なお嫁さん、私が文句言わせないから」
「ありがとうございます」
詩乃はだいぶ透子を気に入ってくれているようで、恐縮する。でも、味方になってくれる義母の存在は頼もしかった。
結婚式は迅の立場的に大々的なものになりそうだと覚悟していたが、『いまどき、好きなようにやればいいじゃない』と言ってくれたのも彼女だ。
迅と相談して、結婚式は半年後に親戚と親しい友人だけで行い、落ち着いたころに仕事関係者に向けた簡単なお披露パーティを開く予定でいる。
「透子さんのご両親にもきちんとご挨拶しないといけないわね」
「それなんですが、今日――」
透子が続けようとしたそのとき、サンルームに入ってきた女性がいた。
「こんにちは、おばさま」
「亜里沙さん?」
まさか、亜里沙がここにくるとは思っていなかった透子は目を丸くする。
「亜里沙ちゃんいらっしゃい。待っていたわ」
詩乃はテーカップを置いて、にっこり笑う。
「なんでこの人がいるの」
「ありがとうございます」
詩乃はだいぶ透子を気に入ってくれているようで、恐縮する。でも、味方になってくれる義母の存在は頼もしかった。
結婚式は迅の立場的に大々的なものになりそうだと覚悟していたが、『いまどき、好きなようにやればいいじゃない』と言ってくれたのも彼女だ。
迅と相談して、結婚式は半年後に親戚と親しい友人だけで行い、落ち着いたころに仕事関係者に向けた簡単なお披露パーティを開く予定でいる。
「透子さんのご両親にもきちんとご挨拶しないといけないわね」
「それなんですが、今日――」
透子が続けようとしたそのとき、サンルームに入ってきた女性がいた。
「こんにちは、おばさま」
「亜里沙さん?」
まさか、亜里沙がここにくるとは思っていなかった透子は目を丸くする。
「亜里沙ちゃんいらっしゃい。待っていたわ」
詩乃はテーカップを置いて、にっこり笑う。
「なんでこの人がいるの」



