迅の視線を追った先に、淡いプラチナシルバーのドレスを纏った女性が人に囲まれていた。顔立ちははっきりしていて美しく、五十五歳という年齢より若く見える。そこにいるだけで自然と周囲の視線を集めてしまう華があった。
(さすが、迅さんのお母様……)
思わず見とれていると、詩乃がふとこちらへ視線を向けた。
目が合った気がして透子がドキリとしていると、詩乃はぱっと表情を和らげる。周囲を取り巻いていた人々に上品に会釈すると、そのまま優雅な足取りでこちらへ歩み寄ってきた。
「あなたが透子さんね。会いたかったわ」
満面の笑みを浮かべる詩乃に、透子は深々と頭を下げる。
「は、初めまして。持田透子と申します。お誕生日おめでとうございます」
「ありがとう。迅の母です。あなたの話は迅からよく聞いているわ。思った通り、綺麗でかわいらしい人ね。ドレスもよく似合っているわ」
ふふ、と笑みを浮かべる詩乃。想像していたより、フレンドリーな人のようで透子はホッとする。
「あの、こちら、迅さんにお母さまの好みをうかがって……お気に召すといいのですが」
(さすが、迅さんのお母様……)
思わず見とれていると、詩乃がふとこちらへ視線を向けた。
目が合った気がして透子がドキリとしていると、詩乃はぱっと表情を和らげる。周囲を取り巻いていた人々に上品に会釈すると、そのまま優雅な足取りでこちらへ歩み寄ってきた。
「あなたが透子さんね。会いたかったわ」
満面の笑みを浮かべる詩乃に、透子は深々と頭を下げる。
「は、初めまして。持田透子と申します。お誕生日おめでとうございます」
「ありがとう。迅の母です。あなたの話は迅からよく聞いているわ。思った通り、綺麗でかわいらしい人ね。ドレスもよく似合っているわ」
ふふ、と笑みを浮かべる詩乃。想像していたより、フレンドリーな人のようで透子はホッとする。
「あの、こちら、迅さんにお母さまの好みをうかがって……お気に召すといいのですが」



