最初はハイヤーを使っていた迅は、透子を愛車に乗せたがるようになった。以前は当然のように飲んでいた酒も口にせず、デートのあとはそのまま透子を自宅まで送り届けてくれる。
今日は日曜日なので、恵比寿の自宅マンションからここまで迎えに来るつもりのようだ。車でそれほどかからないとはいえ、会社まで迎えに来てもらうのは申し訳ない。それに透子が迅と交際していることは母しか知らないから、彼といるのを同僚に見られるのは避けたかった。
【十八時半に、ここでどうでしょうか】
職場から少し離れた裏道で拾ってもらえるように提案し、了承を貰ったのを確認したあと、透子は業務に戻った。
十八時ごろ仕事を終えた透子は、ロッカーで着替えとメイク直しを済ませた。
エレベーターへ向かう途中、バッグの中でスマートフォンが震えた。立ち止まって確認すると迅からで、急ぎの仕事が入り、家を出るのが三十分ほど遅くなりそうだという連絡だった。
【別の日に仕切り直しますか】
【必要ない。また連絡する】
今日は日曜日なので、恵比寿の自宅マンションからここまで迎えに来るつもりのようだ。車でそれほどかからないとはいえ、会社まで迎えに来てもらうのは申し訳ない。それに透子が迅と交際していることは母しか知らないから、彼といるのを同僚に見られるのは避けたかった。
【十八時半に、ここでどうでしょうか】
職場から少し離れた裏道で拾ってもらえるように提案し、了承を貰ったのを確認したあと、透子は業務に戻った。
十八時ごろ仕事を終えた透子は、ロッカーで着替えとメイク直しを済ませた。
エレベーターへ向かう途中、バッグの中でスマートフォンが震えた。立ち止まって確認すると迅からで、急ぎの仕事が入り、家を出るのが三十分ほど遅くなりそうだという連絡だった。
【別の日に仕切り直しますか】
【必要ない。また連絡する】



