エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

瑠衣くんは、なんて言うんだろう⋯⋯。



「⋯⋯だめだなんて、言えるわけないでしょ⋯⋯っ」



顔を上げた瑠衣くんのまぶたには、涙が浮かんでいて。

良かったっ⋯⋯。

二人とも、仲直りができたのかな⋯⋯そもそものケンカのようなものを見ていないから、わからないけどっ⋯⋯。

⋯⋯よしっ。



「二人ともっ!」

「わっ!? 小鈴ちゃん!?」

「⋯⋯急に抱きつかれると、困るんだけど⋯⋯小鈴」

「いいじゃないですか〜!
だって、お二人がせっかくお友だちに戻れたんですもん!」



私は緩さんと瑠衣さんに抱きつきに行った。

私も嬉しいから、この気持ちを共有したかったんだ。



「はいっ」



私は二人の手を取って、小指同士で指を絡ませる。



「これで、完全なる仲直り!」



小指を結ぶものって言われて思いつくのは約束事とかだけど⋯⋯仲直りの印でも、いいよねっ!



「⋯⋯ははっ」

「小鈴ちゃん⋯⋯面白すぎ、でしょっ⋯⋯」