エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

「嘘だ⋯⋯ッ!
だって、僕のことをずっと避けてたじゃんッ⋯⋯!」



緩さんがいつも夜遅くに帰ってきていたのは、
瑠衣くんのことを避けていたから⋯⋯?

そんな言葉を聞いても、私は納得ができなかった。

緩さんと瑠衣くんはいつも空気感が和やかで、
緩さんが避けているってこと、感じたことないもん。



「⋯⋯めだよ」

「え?」

「瑠衣のことを⋯⋯守るため、だよっ⋯⋯」



⋯⋯もしかして、瑠衣くんと緩さんはすれ違っちゃったのかな⋯⋯?


二人とも思いやりの心が強くて、
誰かのために行動できる人だから⋯⋯

互いを思いやって自分の考えは相手に伝わらない、っていうことがあったのかもしれない。



「僕を守るって⋯⋯あの噂のこと?」



噂⋯⋯?

やっぱり、私が編入する前にこの学校では何かが起こっていたんだな⋯⋯。

とにかく今は、二人の話し合いがヒートアップしないように見守らなくちゃっ⋯⋯。