エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

「え? うん⋯⋯いるよ?」



瑠衣くんと緩さんは同級生でクラスも一緒だったと思うし⋯⋯やっぱり気になるよね。



「リビングにいるんだ。一緒に来てくれる?」

「もちろん」



瑠衣くんと一緒にリビングへ移動すると、まだぼーっとしている様子の緩さんがソファに座っていた。

ま、まだ固まってるっ⋯⋯。

本当に、風邪じゃないんだよね⋯⋯?



「緩、ただいま」

「っ、あぁ、瑠衣か⋯⋯おかえり」



瑠衣くんが話しかけたことによって意識が戻ったような様子を見せた緩さん。

良かった⋯⋯!



「緩⋯⋯なんで、今ここにいるの⋯⋯」



次に聞こえた瑠衣くんの声は震えていて、その手を見てみると、声と同じように小刻みに震えていた。

私が編入してくる前に、この二人に何かがあったのかもしれない。

これは⋯⋯私が介入しないほうがいいお話だよね。

二人がいるソファから少し離れた位置から見守ることを決め込んだ。



「んー⋯⋯まあ、気分?」