エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

余計になんで赤くなっているのかが気になってしまった。



「緩さん⋯⋯こっち、向いてください」

「なに、小鈴⋯⋯⋯⋯っ!?」

「んー⋯⋯熱は無いみたいですね! 良かったです!」



自分のおでこを緩さんのおでこに当てて熱を測っても平熱くらいだった。

よし、これなら風邪の心配は無いかなっ。



「あれ⋯⋯? 緩さん? 緩さーん⋯⋯?」



なかなか緩さんと視線が合わなくて何度か声をかけてみたけど、緩さんはずっとぼーっとして壁を見ていた。

こ、これ⋯⋯大丈夫なのかなっ⋯⋯!?



「ただいまー⋯⋯あ、小鈴ちゃん⋯⋯⋯⋯え、緩!?」



私が緩さんの様子を見ていると、玄関の方から声がした。

この声⋯⋯瑠衣くんかな!?
すぐに緩さんの異変を知らせなくちゃっ⋯⋯!



「瑠衣くん!
緩さんが、ずっとぼーっとしちゃってて⋯⋯熱は無いみたいなんだけど⋯⋯」

「やっぱり⋯⋯緩、いるの?」