エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

宝井⋯⋯やっぱり、編入生だ。

大変だな⋯⋯僕なんかと寮部屋が一緒なだけでこんな面倒事に巻き込まれるんだから。

先生からの頼み事とか断れなさそうなタイプだし、明日からはうるさくなりそう⋯⋯。



「それなら、瑠衣く⋯⋯じゃなくて、
天咲くんに頼むこともできたんじゃ⋯⋯?」

「浅葱と天咲はある程度関わってきたからな。
宝井は先月編入してきたばかりだから、頼みたいんだ」



まあ、宝井がそうやって疑問を持つのはわかる。

僕と瑠衣は同級生で同じ寮部屋。
共通点ならいくらでもあるからだ。

別に⋯⋯僕は、他人と仲良しこよしやってる時間なんて無いんだけど。

先生の勝手なおせっかいにため息をつきそうになりながら、宝井がどんな答えを出すのかを待った。



「___先生、せっかく私に頼んでもらって申し訳ないんですけど⋯⋯先生の頼みを聞くことはできません」



⋯⋯は?

こいつ⋯⋯先生からの頼み、断れるの⋯⋯?



「なにか、都合の悪いことでもあったのか?」