エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

あっ、さっき言っていた人たちが帰ってきたのかな……?

首だけ玄関の方に傾けると、ちっちゃくて元気そうな男の子と、高身長でずっと微笑んでいる男の子と、ぼーっとしている中性的な顔立ちの男の子の三人の男の子がいた。



「あれ、冬夜センパイー! 誰かいるんすかー?」

「珍しいね、女の子のお客さんかな?」

「……」



す、すごい……反応が三者三様だっ。

三人の反応につい驚いて、私は三人に向けて自己紹介をすることをすっかり忘れてしまった。



「こいつ、編入生らしい」



高身長さんが私を指差して、三人に向かって言った。

私が自己紹介をしようと思っていたのに、先に言われちゃったよー……あはは。



「そうなんすね! 賑やかになりそうで楽しそうっすー!」



一番最初に反応を示したのは元気さんだった。

よかった、少なくとも拒否はされてないみたいっ……!

歓迎されない可能性もちゃんとあるわけで、でも私はこの寮しか生活する場所はないから、絶対に気まずい空気になると思うんだよねぇ……。



「編入生、か……君、名前は?」

「宝井小鈴って言います!」

「小鈴ちゃん……かわいい名前だね。僕は髙梨久遠。よければ仲良くしてほしいな」



微笑みさん……改めて、久遠さんも元気さんのように歓迎ムードのような感じで安心した。