エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

あー⋯⋯なんとなく、理解できたかもしれない。

きっと、進藤は僕に好意を寄せていて、
なのに僕が図書室で黙らせたから⋯⋯それに対して怒っているのだろう。

⋯⋯女がよくやるやり方だ。



「緩、大丈夫⋯⋯なわけないか」



瑠衣は僕より成績は下なものの、頭がすぐに回る。

だから、今のこの状況から僕がどんな風に見られているのかを理解したのだろう。



「⋯⋯僕のことはいいから、瑠衣は教室にいなよ」

「ちょっ⋯⋯緩、どこ行くの!?」

「図書室。あぁ、あと⋯⋯僕とは関わらないほうがいいよ」



僕はそれだけ残してから教室を去った。

女子のボス格である進藤を怒らせた僕は今後女子たちに目をつけられるだろう。

瑠衣を、そんな奴らから守りたかった。

だから、僕はそれからの日々のほとんどを図書室で過ごすことに決めたんだ。