エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~




___だから、あんなことになるなんて思っていなかった。






それは、翌日のことだった。



「あ、緩。今日は一緒に行こうよ」

「別にいいけど⋯⋯僕、結局図書室行くよ」

「いいじゃん。先生だって心配してたし」



別に、勝手に心配されても何も無いんだけど⋯⋯。

担任は授業も受けずに図書室に入り浸っている僕のことを心配している⋯⋯らしい。

実際に僕が聞いたんじゃなくて瑠衣から聞いたから詳しいことは知らないけど。



「あっ、天咲くん! おはよう〜!」

「⋯⋯」



瑠衣も顔が整っている方だから、
教室に入るだけで女子から声がかけられる。

⋯⋯いや、声をかけられることは普通か。

でも、声が完全に恋する女子の声だった。

無視を決め込んでいるのか、
きゃあきゃあ騒いでいる女子の存在ごと無視していた。

さすがに、ちょっとかわいそうに思えてくるな⋯⋯。



「む、無視されちゃった〜⋯⋯」