エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

⋯⋯うるさい。うるさすぎる。

できることなら今すぐにでも図書室へ逃げたかったけど、今日は始業式。

さすがにサボることなんて先生が許さないだろう。



『それじゃあ、始業式までの流れを説明するぞー』



先生がそう言っても、教室のざわめきが止むことは無かった。

こいつら、静かにするってこと知らないわけ⋯⋯?



『⋯⋯るさい』

『緩?』

『うるさい。ここはエリート育成機関でしょ。
僕は、先生が話を始めようとしても騒いでる君たちがエリートになれるだなんて思っていない』



僕がそんな風に言うと、教室は一気に静まった。

別に、教師を助けようだなんてことは思っていない。
お人好しじゃあるまいし。

ただ、エリートを目指すこの学園でその行動はふさわしくないと思った。ただそれだけだ。



『ありがとな、浅葱。
じゃあ改めて、始業式までの流れを説明する。
まずは___』