エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

「それなら、瑠衣く⋯⋯じゃなくて、天咲くんに頼むこともできたんじゃ⋯⋯?」



「浅葱と天咲はある程度関わってきたからな。
宝井は先月編入してきたばかりだから、頼みたいんだ」



そういうことか⋯⋯なるほど。

でも、なぜかそのお話を聞いていい気分にはならなかった。



「先生、せっかく私に頼んでもらって申し訳ないんですけど⋯⋯先生の頼みを聞くことはできません」

「なにか、都合の悪いことでもあったのか?」



そういうわけじゃない、けど⋯⋯。



「緩さんは⋯⋯きっと、何か事情があって教室にいないと思うんです。

無理をさせて教室に来させても、
きっと彼が辛いだけなんじゃないでしょうか?」



緩さんにだって、事情があるんだろう。

私にだって、教室の沈黙とかが気になって気まずくなったことはある。

⋯⋯特に、編入初日のこととか。



「⋯⋯」