エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

「ふふっ。リニューアル工事をしたときに、司書の先生が図書室だけはこのままでお願いしますって、強くお願いしたんだって。

だから、比較的校舎は新しい方なんだけど⋯⋯図書室は学校ができてからそのままなんだよね」



さすがに木造では無いけれど、どこか暖かみを感じられる部屋だった。

ふふっ、こっちの学校でもたくさんの本を読みたいなあっ⋯⋯!

久しぶりに学校の図書室に来たということでテンションが高くなっていた私は、
そのまま図書室のドアを開けてその部屋の中に入った。



「失礼しまーす⋯⋯」



⋯⋯⋯⋯あれ?

人⋯⋯いなくない?

周りを見渡してみたけれど、
図書室の中に人の気配は無かった。



「あー⋯⋯やっぱり誰もいないかぁ⋯⋯」



ライラちゃんが私の後ろでポツリとそんな言葉をこぼした。

やっぱり、ってことは⋯⋯ライラちゃんは、この誰もいない図書室を予想できていたってことだよね。