エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

必然的に私は声を出すことが難しくなってしまい、
瑠衣くんの思う壺になってしまっている。



「ごめんなさい⋯⋯」

「別に謝んなくていいじゃん⋯⋯ほら、朝ごはん作るんでしょ?
こないだみたいに焦がされても困るし、僕ここで見張ってるから」

「うぐぅ⋯⋯」



そ、それを言われちゃ何も言えなくなっちゃうっ⋯⋯あはは。

今日は失敗しないように、お料理に集中しなくちゃ!

一回自分の頬をパチンッと音が鳴るほど叩いて、
自分に活を入れた。





「ただいまっす!
⋯⋯あれ、瑠衣センパイがこの時間帯に起きてるなんて珍しいっすね。
何か用事っすか?」

「んー⋯⋯まあ、そんな感じ?」

「あっ、陸くん、お疲れ様〜!」



少し経つといつものように陸くんがジョギングから帰ってきた。

私よりも瑠衣くんと一緒にいる期間が長かった陸くんが珍しいって言うほど、瑠衣くんがこの時間帯に起きているのは珍しいんだな⋯⋯。