エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

「___ごめん、なさい」



私は、みんなに向かって頭を下げた。



「⋯⋯」



怖くても、泣きそうになったとしても⋯⋯今は逃げちゃダメだ。

伝えるって⋯⋯そう決めたでしょ、私。



「私⋯⋯みんなのことは、大切なお友だちだと思っていたんです。
それは、今も変わらない⋯⋯だからこそ、みんなと過ごすときは、お友だちとして過ごさせてほしい。

⋯⋯わがままだけど、そう思っちゃったんです」



やっぱり、編入すると決めたとき、少しは不安な想いもあった。

だけど、みんなと関わっていくうちに、学園生活は楽しいものだと気づいて。


冬夜さんと勉強したときも、
瑠衣くんと本音をぶつけ合ったときも、
陸くんと過ごす朝も、
久遠さんと生徒会室で過ごしたときも、
緩くんと一緒に本を読んだときも⋯⋯。


すべてが楽しくて、私の心に深く刻まれている。

大切な思い出として。



「もちろん、みなさんが私に対して特別な想いを抱いてくれたことはとっても嬉しいです。

でも⋯⋯私には、誰か一人を選ぶことはできません。
ごめんなさい」