エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

な、なんだか陸くんに犬の尻尾が見えるような気が⋯⋯あはは。



「⋯⋯まあ、頑張ったほうなんじゃない」

「瑠衣は素直じゃないなあ。
頑張った小鈴ちゃんのこと、褒めてあげたいんでしょ?」

「ち、違う、けど⋯⋯でも、頑張ったことは、認めてる」



顔を赤く染めてそっぽを向いてしまった瑠衣くんだけど、その言葉の裏にはちゃんと褒めがあるということを、私はわかっていた。



「⋯⋯さすが、僕の小鈴⋯⋯」

「小鈴センパイは緩センパイのものじゃないっすよー!」



普段は口数が少ない緩くんも、今日はいっぱい褒めてくれた。

言っている言葉数は少ないかもしれないけど、その少ない言葉にたくさんの想いが込められているような⋯⋯そんな気がした。

えへへ⋯⋯みんな、褒め上手で嬉しいなあっ⋯⋯。



「頑張ったな、小鈴」

「ありがとうございます、冬夜さ___」


___ぽんっ。


頭の上に、何かが乗ったような気がした。

それが冬夜さん自身の手であるということに気がつくのに、そう時間はかからなかった。



「へあっ⋯⋯!?」



思わず、変な声が出てしまう。