エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

「ただいまっ!」



玄関を開けると、すでに靴が五足揃っていた。

みんな、もう帰っていたんだ⋯⋯!



「小鈴ちゃん、おかえりなさい」

「おかえり、小鈴」

「小鈴センパイ! おかえりっすー!」

「小鈴ちゃん、おかえり」

「⋯⋯遅いよ、小鈴」



この五人が私よりも先に帰ってきているなんて、なんだか珍しいなあ⋯⋯。

やっぱり、自分の家に帰ってきたとき、誰かがいてくれると安心する。

寮は仮の家みたいな存在だけど⋯⋯でも、私の中ではこうやって寮で過ごすことも当たり前のようになってきていた。



「とりあえず、着替えてきますねっ⋯⋯!」



みんなの姿は制服じゃなくて私服。

一人制服の私は少し浮いているようにも見えてしまった。



制服から私服に着替えて、結果用紙を手に持つ。

もちろん、みんなの手にも小さな紙が持たれていた。



「それじゃあ、いつもみたいにせーので一斉に見せようか」



久遠さんがそう言ってくれて、みんなは無言で頷いた。



「せぇの⋯⋯」



私は自分の結果用紙をみんなに見せた。

みんなは⋯⋯どんな結果だったのかな⋯⋯?