エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

ど、どうしよう⋯⋯不安と緊張で、目が開けられない⋯⋯。



「す、すごいよっ、小鈴ちゃん!!!」



すごい⋯⋯?

隣から聞こえてきた歓喜を含んだ言葉で、私のまぶたは自然と上がった。

そして、私の目は、結果用紙に書かれた数字を捉えた。


「五」


⋯⋯⋯⋯っ、え?

五⋯⋯?

前回は、確か二十三位だったはず⋯⋯じゃあ、十八位も上がった、ってことになるの⋯⋯?

信じられなくて、口をパクパクさせては目を見開いていた。



「あたしよりも順位高いよっ!!
ちゃんと小鈴ちゃんが頑張った証拠、出たね!」



私が、頑張った証拠⋯⋯。

そんな言葉で、頭の中に冬夜さんが思い浮かぶ。



『そういう強いやつは好きだ』

『ん。いつもよく頑張っているな』



冬夜さんがわかりやすく教えてくれたおかげで、ここまで成長できたんだ⋯⋯。

私、努力してここまで頑張れたんだっ⋯⋯!



「う、うん⋯⋯っ!
早く、みんなにもこの結果⋯⋯伝えたいな」

「自慢していいんだよ!
トップ五の皆様もこれは驚くよ〜!」



私よりも喜んでくれるライラちゃんが嬉しくて、つい笑みがこぼれてしまう。



「さ、今日はもう帰ろ!
きっとトップ五の皆様も待ってるよ!」

「うんっ⋯⋯! ライラちゃん、ありがとう!」



帰りのホームルームが終わってから、私はすぐに寮へと向かった。

みんなにも⋯⋯早く、この気持ちを共有したいな。