エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

「小鈴ちゃ〜ん!」



えへへ⋯⋯ライラちゃんはいつも、抱きついてくれるなあ。

ふわふわなライラちゃんの髪の毛が頬に当たって、少しくすぐったい。



「今日は疲れたし、そろそろ帰ろっか〜。
テスト勉強もしなくちゃだし」



⋯⋯⋯⋯ん?

テスト、勉強⋯⋯?

ここ最近で、テストの予定なんてあったっけ⋯⋯?

心当たりがなさすぎて、私はつい首を傾げてしまった。



「あれ、小鈴ちゃん知らない?
小鈴ちゃんが編入してすぐにやった実力テスト、来週にあったはずだよ?」



そ、そうだっけ!?

どうしよう、先生の話を聞きそびれたかもっ⋯⋯。



「ほら、予定表にも書いてある」



ライラちゃんが見せてくれた予定表には確かに「実力テスト」と書かれていた。



「先生が伝えそびれちゃったのかもしれないねぇ」

「⋯⋯と、とにかく! 勉強頑張らないとっ⋯⋯!」

「一緒に頑張ろうね、小鈴ちゃん〜」



楽しい文化祭の後には、テストが待っているようです⋯⋯。