エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

「どういたしましてだよ〜」



ライラちゃんから数本のマーカーをもらって、段ボールにどんどんと色を重ねていく。

最初は茶色だけだった段ボールも、
みるみるうちにカラフルになって、見栄えが良くなってきた。

誰もが楽しめるような⋯⋯そんな企画になるといいな。



「あ、小鈴ちゃんは装飾係?」

「⋯⋯小鈴、図書室行ってサボろうよ」



作業に夢中になっていた私の耳に届いたのは、聞き覚えのある二人の声。



「瑠衣くんと、緩くん⋯⋯!
二人は、なんの役割になったの?」

「僕たち、いつの間にかおばけ役になってたんだよねー⋯⋯」

「採寸疲れた⋯⋯小鈴、癒して」



い、癒す⋯⋯?



「私が癒しになるからわからないけど⋯⋯一緒にお絵かきする?」



お絵かきという名の装飾だけど⋯⋯あはは。



「⋯⋯する」

「まあ、僕も暇だったし⋯⋯しよっかな」



装飾って、結構時間かかっちゃうし⋯⋯瑠衣くんと緩くんが手伝ってくれてよかったっ⋯⋯!

一緒にやってくれる人が増えたのが嬉しくて、つい動かす手が速くなった。