エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

「はあ⋯⋯小鈴ちゃんみたいにいい人と付き合いたいなあ〜」



わ、私がいい人⋯⋯?

断然、ライラちゃんのほうがいい人なのにっ⋯⋯!



「私も、ライラちゃんみたいに優しくてかわいい子とずっと一緒にいたいよっ」

「⋯⋯え、天使」



⋯⋯?

ライラちゃんが何かつぶやいたような気がしたけれど、クラスのざわめきによってかき消されてしまった。

私の空耳かな⋯⋯?



「⋯⋯こほんっ。
とにかく、一緒に準備頑張ろうね、小鈴ちゃん!」

「がんばろ〜!」

こうして、文化祭の準備が始まろうとした。

☆     ☆     ☆

「この備品そっちに運んでー!」

「衣装係、採寸終わった!?」

「装飾もこれから取り掛かって!!」



す、すごいなっ⋯⋯。

文化祭準備期間に入って、学校全体がお祭りムードになっていた。

係決めで、私とライラちゃんの係は受付になった。

ただ、受付係は当日までやることがほとんど無いから、準備に時間がかかる装飾などを手伝っている。



「小鈴ちゃん、マーカーいる〜?」

「あっ、じゃあもらっちゃおうかな。
ありがとう、ライラちゃん!」